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ねこじゃらし

明日は明日の風が吹く  

MWO観戦記 

久しぶりのフィギュアの試合観戦でした。
現役スケーターの試合ではないけど、実に楽しい大会でした。
ただ、さいたまアリーナは遠い。
次回、ここで観戦するときは、ホテルは乗り換えしないで行けるところで取ろうとつくづく思った次第であります。
で、試合の内容ですが、スポーツナビにも実況がUPされてますのでこちらも合わせてどうぞ。

フィギュアスケート:メダルウィナーズオープン

私が観戦した席ですが、ロング側の前から6番目、ほぼ中央あたりでまずまずいい席でした。
平日ということもあってか、会場はかなり空席が目立ってましたね。
でも、全然寒くなく、むしろず~っと暑いままで持って行った防寒用グッズは邪魔になっただけ。
着ていた洋服もチョイスを完全に間違えて、汗だくの観戦でした。

では、まず女子から。
第1Gはまだ会場も温まってないせいもあって、会場もまだ静かな雰囲気。
サラ・マイヤーとラウラ・レピストは引退したけど、キミー・マイズナーはまだ引退したわけじゃないのよね。
マイヤーとレピストは、ジャンプはダブルのみ。でも、ラウラのスケーティングは相変わらずきれい。
ウォームアップのときはキミーはいいジャンプを跳んでたんだけどな。

第2Gはウォーミングアップから火花が散ってました。
荒川さんが3連続ジャンプを決めると、スルツカヤもすかさずトリプルジャンプを跳んでくるといった具合で、第1Gとはレベルが明らかに違ってました。

ロシェットは色っぽいプログラムで、彼女が優勝してもおかしくなかったかもというくらいいい演技でした。
トリプルジャンプを3つ決めてますしね。
個人的に、このプログラムは彼女にあってて好きです。
試合には出ていないとはいえ、アイスショーに出ているので、技術はまったく衰えてないですね。
カナダ女子はファヌフが引退してしまったし、そろそろ彼女が戻って来るんじゃないかと思うんですがどうでしょう?

皆さんお待ちかねの荒川さんは、世界選手権で優勝した時のSPの白鳥の湖。
これ、私はNHK杯で観戦したことあるんですよね。
もちろん、現役の時とは構成は変えてありますが、最初の2A-3Tを難なく決めたときは会場からはどよめきが。
もう、現役に復帰しちゃえよ!!と思った人がたくさんいるに違いない。
最後のジャンプが抜けちゃったのが惜しかった。3Sが2Sになっちゃいました。
でも、最後の最後に彼女の売りであるイナバウアーで締めたのはさすがよくわかってらっしゃる。
もちろん、会場大盛り上がり。
ジャンプだけでなく、彼女の場合滑りが美しくてほれぼれします。
衣装もゴージャスでキラキラいっぱいで本当に素敵でした。

最後はお久しぶりのイリーナ・スルツカヤ。
女子で一番歓声が大きかったのが、実は彼女でした。(というか、男子もふくめてロシアンの人気がすごかった)
終始ニコニコして、とっても楽しそうに滑っていたのが印象的でした。
くるくるループも健在。ただコンボ失敗しちゃったのが残念だったけど。
曲もロシア民謡でよかった。私はロシア選手がロシア民謡で滑るプログラムが大好きなんです。
しかし、二人の子持ちには見えないですねぇ。

このあとシンクロの神宮アイスメッセンジャーズ・グレイスの演技があって製氷後に男子の試合です。
男子の第1Gはジェフリー・バトル、本田武史、アレクセイ・ヤグディン。
現役時代、日本での試合にはほとんど出場したことなかったけど、人気は絶大でこの日一番の人気でした。
ウォームアップでは、製氷したばかりのきれいな氷の上に、ヤグが大きく印をつけてていきなり傷をつけてたけど、あれはどうやら立ち位置を記してたみたいです。
本田君が3A跳んでて転倒したのを見て、本番は跳ばないだろうなぁ、とこのときは思ったんですけどね。
その本田君、痩せててびっくり。現役の時の衣装を着てました。結構ぴっちりした衣装をちゃんと着てましたからね。

第1滑走のジェフリー・バトル。
彼ももう30歳なんですが、このメンバーでは最年少。
この試合のために作ったプログラムで、もちろん初公開。
衣装だけ見ると、流行ってるPOPS系の曲ではじけた感じの内容なのかな?と思ったんですが、全然違いました。
この日一番感動した演技で、まさにこれがジェフリー・バトル!!というプログラム。それじゃわかんないですよね。
一言でいうと、世界チャンプになったときのような演技かな。
この人の音楽の表現って、本当に素晴らしい。演技終了後、会場スタオベの嵐でした。
第1滑走者って、普通は点数が出にくいものなんですが、いきなりの高得点!!
もうこれで、会場が一挙にテンションMAXになっちゃいましたね。

本田君は現役時代に滑ったトスカ。
ウォームアップでは転倒した3Aを見事に着氷。
この時の会場はギャー!!!という絶叫に包まれました。私もつい叫んでしまいましたが。
クリーンではなかったけど、3Aを降りたというのはすごい!
彼はこのためにかなりトレーニングを積んでたみたいで、意地をみましたねぇ。
思ったより点数が出なくて、後ろに座ってた人は「何~、意味わかんないっ!!」と言ってのが笑えました。

そして、この日一番の歓声のヤグディン。
私は彼の演技を生で見るのは初めて。
満身創痍なのに、よくぞ出場してくれました。
難易度の高いジャンプはもう跳べなくても、存在感はさすがでありました。
おなじみのヤグステップは健在です。
そういえば、後ろの席の人がヤグファンだったようで、ものすごい絶叫でした。
どさくさに紛れて「ヤグ、愛してる~!」って叫んでました。

そして、第2Gはベテランスケーター。
ウォームアップでは、カート・ブラウニングがキャンディロロにちょっかいを出しつつも、きちんと自分をアピールすることを忘れない。

ロロはやっぱりダルタニアンを持ってきました。
去年のアイスショーでも思ったんだけど、一瞬にして会場をロロ劇場に変えてしまうところは素晴らしいの一言。
ジャンプが決まらなくて2つの転倒があったんだけど、なぜかディダクションが4なのよね。
一つはバックフリップをやっちゃったので、検討はついたんですが、もう一つはなんだろう?と思ったら、どうやらロロスピンでディダクションがついた模様。
点数がかなり低かったけど、そんなことはどーでもいい。お客さんを楽しませたらそれでいい!って感じですかね。もちろん会場はますます大盛り上がりでした。

盛り上がりすぎてるところで滑るのって大変だろうなぁと思われたイリア・クーリックですが、そんな心配も稀有に終わり、素晴らしい演技でした。きれいな3Lz跳んでましたもん。
各選手、滑る前に簡単な紹介ビデオが流れるんですが、彼の時は長野のアイドルって紹介されてました。
個人的には、彼には現役時代のような、王子様プロをもう一度滑ってもらいたかったですねぇ。

そして、最後は最年長のカート・ブラウニング。
生で見るのは初めて。プログラムはあの伝説の「雨に唄えば」で、傘を持っての演技。
この人の足元、すごすぎて一体何なの?!
昔、コンパルソリーという種目がありましたが、それを見ているような足元でしたね。
きれいに図形を描いていて、まさにフィギュアの本質ここにあり!と言わんばかりのスケーティングで感動でした。
傘の使い方も素敵で、持ったままジャンプ跳んじゃうから恐ろしいです。
演技中もジャッジのパネルのところへ行って、点数出してよアピールもしてました。→これはカートじゃなくてロロでした。
まさに氷上のエンターティナーでした。

結局、第1滑走のバトルが文句なしの優勝でした。
表彰式では、カートがお茶目ぶりを発揮して、傘を刺したり、プレゼンターのおじさんに帽子をかぶせてみたり、はたまた、賞金目録を懐に収めてみたりと最後の最後まで楽しませてくれました。

優勝インタビューでは、バトルが今回のプログラムは初公開で、完成度も十分でないため、手直しもしていかないといけないと言っていたけど、十分な内容だと私は思いました。
本当に素敵なプログラムだったので、アイスショーで披露してもらいたいですね。
それと、日本は第2の故郷ですと嬉しいことも言ってくれました。日本語でアリガトウゴザイマスとも。

で、この試合ですが、来年以降も開催されるのかどうかは微妙かな?って気がします。
採点もジャンプよりも芸術性やエンターテイメント性を評価するみたいなことをうたってたような気がするんですが、しっかりと普通に採点されてますよね。
プロ選手に現役選手と同じような採点基準をするのはちょっときつい気もします。
昔あった、プロ選手権みたいに10点満点で採点するのでもいいのではないかと思うんですけどね。

ただ、空席が目立った会場ではあったけど、観客のノリはすごくよかったです。
特に男子は、最初から大盛り上がり。
日本のお客さんは大人しいと言われてきたのは今は昔。
おかげで、最初から最後まで熱くて、暑い会場でした。
ホテルに戻っても暑くて、珍しく冷房つけたまま寝たくらい。そんな熱い、暑い一日でした。

パンフレットちら見せ
(会場では3つの試合のパンフレットを売ってたんですが、1冊2000円するんです。3冊買ったら6000円になるんで、貧乏人の私は1冊しか買えませんでしたわ。もうちょっと安くしておくれ。)
1007.jpg

Posted on 2012/10/07 Sun. 22:34 [edit]

category: フィギュアスケート

thread: フィギュアスケート  -  janre: スポーツ

TB: --    CM: 2

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コメント

 

確かに、技術点と芸術点みたいに分けて採点すると、結局ジャンプが決まらないと勝てないってなってしまって、どういう趣旨の大会なのか頭をかしげてしまいましたわ。それにしてもバトルの滑りは、ああ、もう飛ばなくてもいい、ただ滑っているだけでうっとり~という感じ。さらに、カート様の足さばきには目が点でした。

URL | うーさん #FBsHWC9k | 2012/10/14 19:30 | edit

 

*うーさん
そもそもこの大会の趣旨って、ジャンプよりも芸術性により高きを置いた大会だったと思うんですが、蓋を開けたら思いっきり今の採点基準と同じじゃん!
昔のプロ大会みたいに10点満点でもいいと思うんですけどね。
バトルは本当に素敵でしたわ。絶対に音はずさないし。
カートはおかしすぎる。あの年齢であの足元。
現役の選手たちはあの足元をお手本にして欲しいですね。
コンパルを経験しているスケーターは、普通に滑っていてもきれいですよね。

URL | Katze #- | 2012/10/14 21:58 | edit

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